こんにちは舜です。
今期仙台育英高校から中央大学に入学した、スーパールーキー吉居大和(よしい やまと)選手が大活躍です。
吉居大和選手の目標は5000m、10000m、ハーフマラソンの学生記録です。
そして吉居選手の成長を見守る中央大学の藤原正和監督は2024年パリオリンピックの代表レベルまで吉居選手を引き上げたいと話しています。
なので開催前年に4年生になる吉居選手は10000mで27分30秒台を目指しています。
その目標に向けて吉居選手の大学時代がスタートしました。
そこで今回は「吉居大和高校時代は?弟と父は陸上経験者・ホクレンで活躍日本選手権へ!」と題しまして吉居大和選手の高校時代や弟さんとお父さんについて、そしてホクレンディスタンス大会で活躍し日本選手権長距離に出場する事について調べてみました。
それではさっそく本題にいってみましょう。
Contents
吉居大和選手の高校時代は?
#陸上 宮城県選手権 #男子5000m#吉居大和(#仙台育英高)が今季日本人高校生トップとなる13分55秒10で優勝。県総体、東北総体王者の同級生 #喜早駿介 と速いラップを刻み、3000m以降は独走と、強いレースで好記録です。
「目標以上の走り。#インターハイ は喜早と一緒に表彰台に上りたい」 pic.twitter.com/zvsyTzw7yT— スポーツ報知東北支局 (@hochi_tohoku) July 7, 2019
高校1年(2017年度)
5月 宮城県高校総体 1500m決勝4位 3分57秒78
9月 さいたま市ナイター陸上競技会3000m5位 8分30秒60 自己ベスト更新
10月 宮城県高校駅伝2区3.0km1位 8分39秒 区間賞
11月 日体大記録会5000m36組15位 14分25秒47
12月 全国高校駅伝2区3.0km 2位 8分17秒
都大路で区間2位、8分17秒は1年生とは思えないタイムでした。
仙台育英高校は3位入賞。
高校2年(2018年度)
4月 チャレンジ・ミートゥ in くまがや3000m9組3位 8分25秒39 自己ベスト
5月 宮城県高校総体5000m決勝1組5位 14分57秒85
6月 東北高校総体5000m5位 14分18秒69
7月 宮城県選手権1500m予選1組1位 3分54秒49
7月 ホクレン網走5000mE組3位 14分16秒58
10月 宮城県高校駅伝4区8.08km 24分10秒 区間賞
12月 全国高校駅伝1区10km42位 31分53秒
1月 第24回都道府県男子駅伝4区5.0km16位 14分44秒
3月 第42回伊那駅伝4区9.1km1位 27分49秒 区間賞 チームは過去最高2位
高校2年の春/夏シーズン(2018前半)は成長著しく順調に自己ベストを更新しました。
チームでも同級生の喜早駿介(きそうしゅんすけ)選手(現、東海大1年生)とともに高校2年生でしたが柱となる中心選手になります。
インターハイ予選は会心の走りで全国への切符を掴みますが、全国高校総体はDNS。
その後10月の県駅伝では見事区間賞を獲得しやや復調します。
そして期待がかかった都大路1区でしたが、膝の故障から失速、42位と残念な結果になりました。
しかし3月に行われた伊那駅伝4区区間賞の走りから故障から完全復活、高校3年生の飛躍のシーズンに繋げました。
高校3年(2019年度)
4月 チャレンジ・ミートゥ in くまがや3000m11組1位 8分06秒44 3000m高校歴代4位
5月 宮城県高校総体5000m予選1組2位 15分24秒74 決勝2位 14分53秒19
6月 東北高校総体5000m2位 14分31秒42
7月 宮城県選手権5000m1位 13分55秒10 シーズンベスト日本人高校生
8月 全国高校総体5000m予選3組3位 14分29秒08 決勝3位 14分08秒12
9月 プレミアムゲームス in 酒田1500m1位 3分48秒71 自己ベスト
10月 宮城県高校駅伝3区1位 23分15秒 区間賞
11月 東北高校駅伝1区10.0km1位 29分25秒 区間賞
12月 2019東北学連競技会10000m2位 30分08秒18
12月 第70回全国高校駅伝3区8.1075km8位 23分55秒 仙台育英高校優勝
1月 第25回都道府県男子駅伝1区7.0km1位 19分46秒 区間新
高校3年生になるといきなり3000mで高校歴代4位の記録を樹立します。
そして7月には宮城県選手権にて優勝、遂に5000m13分台をマークしました。
レースは圧倒的な強さを見せ、独走で勝ちきりました。
8月には高3にして遂に初インターハイ出走、怪我に泣かされた2年間でした。
順当にすすんだ決勝ではラストスパートが見事に決まり、日本人トップの3位で表彰台に登りました。
この大会では上位5人、吉居大和選手以外全員が留学生でした。
駅伝シーズンに入ると東北高校駅伝から弟で1年生の吉居駿恭選手と初の兄弟リレーを果たします。
高校生最後の都大路では、主要区間の3区でしっかり役割を果たし、仙台育英高校の総合優勝に貢献します。
さらに、都道府県駅伝ではスタートの1区7kmを走り、19分46秒で区間新を樹立します!
ここでもラストスパートが決まり区間賞・区間新の快走で、見事前年のリベンジを果たしました。
吉居大和選手の記録を目で追っていて判るのは、吉居選手は毎年毎年、中距離から長距離まで常に自己ベストを更新し続けている事です。
吉居大和選手がこれからも私たち陸上ファンを驚かせるパフォーマンスを発揮してくれることは間違い無さそうです。
吉居大和選手の弟と父は陸上経験者!
引用元:朝日新聞仙台総局@asahi_sendai·2019年12月23日
吉居大和選手の家族は母親、父親、そして弟さんが2人の5人家族です。
そのうち、お父さんと2つ歳下の弟さんが陸上経験者です。
双子の弟さんの情報は公表されていません。
お父さんは引退されていますが弟さんは現役です。
お父さんの吉居誠さんは元実業団陸上の選手でした。
父誠さんは鳥栖工(佐賀)で都大路に出場後、トヨタ自動車陸上長距離部でも走った。母美奈子さんも全国高校総体出場という陸上一家。吉居駿は「兄が強くなっているので、留学生や全国トップクラスの先輩たちと走りたかった。(練習は)きついけど楽しい」と高校生活をスタートさせた。
仙台育英・吉居駿 平成最後のレースで自己記録更新 報知新聞[2019年05月01日10時55分紙面から]
弟さん、吉居駿恭(しゅんすけ)選手は現在仙台育英高校の陸上部で活躍中です。
後述の全国高校駅伝2019ではなんと、3区で吉居選手、7区のアンカーで弟の駿恭さんが走り、同校を優勝に導いたというところが記憶に新しいところです。
双子のご兄弟については、陸上はやっていないようで、家族の中では唯一陸上経験者ではないのかもしれません。
吉居大和選手がホクレンで活躍日本選手権へ!
#日本インカレ
男子5000m決勝
優勝は #中央大 1年 #吉居大和 選手!13:40.04 pic.twitter.com/zTYI4F58j4— フジテレビ陸上 (@fujitvrikujo) September 13, 2020
吉居大和選手が#日本選手権長距離(12月4日開催)に向けてホクレンディスタンスチャレンジ大会で大活躍しました。
吉居選手はホクレンの深川大会と千歳大会の5000mに出場し実績を残しました。
深川大会の吉居選手の記録13分38秒79は、自己ベストを16秒31も更新する好タイムでした。
さらに千歳大会ではそれを上回る13分28秒31、全体6位(日本人3位)の記録で走り切りました。
2006年に佐藤悠基選手(日清食品グループ)が東海大1年生時に出したU20日本記録の13分31秒72を更新しました。
13分28秒31のタイムは学生歴代7位、いよいよ吉居大和選手の記録が学生歴代1位を目指してランキングに登場しました。
#吉居大和 選手 U20🆕👍 pic.twitter.com/JFdhwnMx6v
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) July 18, 2020
9月の全日本インカレ5000mも13分40秒の好タイムで優勝しました。
タイムより内容が素晴らしく、ラスト1周のスパートが強い勝ち方を印象づけました。
10月の箱根駅伝予選会のハーフマラソンでは同学年のライバル順大・三浦龍司選手に6秒の遅れを取ったもののマラソン日本記録保持者の大迫傑選手(ナイキ)が持っていた従来のU20日本記録に並ぶ1時間1分47秒と好走し、中大の2位通過に大きく貢献しました。
さらに11月14日に行われた日体大長距離競技会10000mでは自己ベストを27秒04も更新する28分8秒61をマークしました。
このタイムはU20日本歴代3位、今季日本人学生2位の好タイムで藤原正和監督のもつ28分17秒38の中大記録も20年ぶりに更新しました。
そして吉居大和選手は12月4日に開催される日本選手権長距離5000mに出場します。
5000mの吉居選手の今期の目標は13分15秒!
中央大学の藤原監督は「今季の目標は13分15秒。その力はあります」
エントリーしているライバルは多いのですが健闘して欲しいですね、応援しています!
まとめ
今回は「吉居大和高校時代は?弟と父は陸上経験者・ホクレンで活躍日本選手権へ!」と題しまして吉居大和選手の高校時代や弟さんとお父さんについて、そしてホクレンディスタンス大会で活躍し日本選手権長距離に出場するまでについて調べてみましたが、いかがだったでしょうか?
最新(2020年11月30日現在)の吉居大和選手は日体大記録会で28分08秒61のU20日本歴代3位の記録をたたき出した後は日本選手権長距離5000mに向けて準備中だと思われます。
吉居選手は、日本選手権5000m(12月4日)で3位、箱根駅伝でも総合3位を目標としています。
吉居選手ならばあっさりと目標を達成してしまいそうです。
ご承知のとおり、吉居選手は愛知県出身のトップアスリートで、高校は陸上の名門仙台育英高校です。
高校生の頃からシニアの選手にも負けないタイムで活躍し様々な大会で好成績を収めています。
弟さんも仙台育英高校の陸上部で長距離選手です。
箱根駅伝もそうですが、東京オリンピック代表に選ばれると更に今後の活躍が楽しみになってきますね。
今後の活躍に期待しましよう。
これからは中央大学のエースとして(まだ1年生ですが)東京オリンピックや世界選手権・世界陸上などでさらに活躍する姿を見たいですね!
間違いなく、吉居大和選手は今後も目が離せないアスリートです!
吉居大和選手について何か新しい情報があればこちらで追記していきたいと思います!
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
最後までご覧いただきまして誠にありがとうございました。