こんにちは舜です。
2019年の全日本大学駅伝の1区9.5kmで区間賞を獲得し、日本一の駅伝ランナーの1人として名乗りを上げた選手がいました。
現在、実業団のヤクルト陸上競技部で活躍中の荻久保寛也(おぎくぼ ともや)選手です。
2021年5月3日に開催予定の日本選手権10000m出場予定になっています。
荻久保寛也選手の10000mのタイムはまだまだ上位の選手たちと開きがありますが、このレースでどれだけ差をつめてくるのか楽しみです。
今回は「荻久保寛也【ヤクルト】中学・高校と城西大時代の経歴は?評判も調査!」と題しまして、実業団Yakult陸上競技部の荻久保寛也選手の中学・高校と城西大学時代の経歴やツイッターの評判も調査してご紹介したいと思います。
荻久保寛也選手の応援される方のご参考になればと思います。
それではさっそく、本題へ入っていきましょう!
Contents
荻久保寛也選手の中学高校時代の経歴
〜選手の趣味・特技紹介〜
本日は荻久保 寛也(4年)の紹介になります!
特技はルービックキューブ◻︎
趣味は🐶とお出かけすることです🚶♂️#城西わっしょい#城西大学 #箱根駅伝 pic.twitter.com/R5CtVTS0ex— 城西大学男子駅伝部 (@josai_ekiden) May 13, 2019
中学時代
中学時代、荻久保寛也選手の部活はハンドボール部でした。
通っていた川口市立戸塚中学校は県有数のハンドボールの強豪校です。
荻久保選手のいた中学2年時の埼玉県新人体育大会では県ベスト4の成績でした。
中学3年になった荻久保選手はハンドボール部を引退、陸上の大会に出場しています。
2012年10月
中学長距離記録会兼東日本女子駅伝選考会
3000m
9:30.24
高1の記録
埼玉県立三郷工業技術高等学校に入学。
荻久保寛也選手が本格的に陸上を始めたのは高校からです。
2013年7月 国体予選
1500m
4:11.95
高2の記録
2014年9月 高校新人東部地区予選
800m
1:57.97
1500m
4:01.60
10月 関東高校新人
1500m決勝
4:00.80
8位
高校2年生までは中距離専門で800m、1500mで活躍していました。
1500mは関東大会まで進める実力になりました。
高3の記録
高3になると距離を上げ5000mを走ることも多くなりました。
2015年5月インターハイ埼玉県大会
1500m
3.57.06
県3位
5000m
14:51.56
県6位
6月 インターハイ関東大会
5000m
15:10.43
14位
1500m
3:54.64
7位
11月 平成国際大記録会
1500m
3:58.64
3位
荻久保寛也選手の城西大学時代の経歴
第94回箱根駅伝
10区 荻久保 寛也 1:12:50 区間9位
前が全く見えなくても、順位を上げるべく、ハイペースで前を追った#箱根駅伝 #城西わっしょい pic.twitter.com/fB1kJ6xoRZ
— 城西大学男子駅伝部 (@josai_ekiden) January 4, 2018
城西大には、男子駅伝部の櫛部監督からスカウトされ入学しました。
大学1年生
2016年6月5日
日体大記録会
5000m
14:27.27
2016年9月24日
日体大記録会
10000m
30.43.5
2016年10月15日
箱根駅伝予選会
20km
1:03:07
188位
荻久保選手は、監督からの期待を背負い、1年生ながら箱根予選に出場。
この時は20kmで63分7秒、チーム9番手の188位になっています。
大学2年生
2017年5月25日 関東インカレ予選
1500m
3:49.51 自己ベスト
6月 日体大記録会
10000m
29:40.27 自己ベスト
6月 全日本大学駅伝予選会
10000m
30:29.57
123位
9月 日体大記録会
10000m
29’48″07
10位
10月 箱根駅伝予選会
20km
1:01.17
115位
荻久保選手の箱根駅伝予選会の成績はチーム8番手で、タイムも順位も1年の時より上がっています。
この時、箱根駅伝に城西大も2年ぶりの出場が決まり、荻久保寛也選手はなんと!最終10区を任されることになりました。
2018年1月3日
箱根駅伝
10区
1:12:50
区間9位
荻久保選手は箱根10区を走り区間9位でチームの順位を守りました。
その結果、城西大は7位となり来年のシード権を獲得しました。
2018年1月21日
東京・赤羽ハーフマラソン
1:04.54
6位
2018年3月4日
第21回日本学生ハーフマラソン
1:04.44
24位 自己ベスト
1月に続き3月のハーフマラソンでも自己ベストをマークしています。
大学3年生
2区で10人を抜き、区間賞をとった #城西大 の #荻久保寛也(3年)#全日本大学駅伝 pic.twitter.com/z9mZsaw1ns
— 4years. (@4years_media) November 4, 2018
2018年
4月22日
第262回日体大記録会
5000m
14:09.92
5月24日
関東インカレ陸上
10000m
30:11.25
23位
6月
全日本大学駅伝【関東地区予選】
10000m
29:52.51
5月の関東インカレ10000mのタイムが30分11秒だったのを、6月の全日本予選では29分52秒と大幅に縮めてきました。
その結果予選11位となり城西大の予選通過に大きく貢献しました。
2018年9月
日体大記録会 5000m 8. 館澤亨次(東海大)13:53.12
9. 關颯人(東海大)13:53.46
10. 荻久保寛也(城西大)13:55.53
12. 鈴木勝彦(城西大)14:00.55
13. 坂東悠汰(法政大)14:00.85
東海大の關颯人選手は復帰レースで、見事に13分台で走ってきました。
そして、荻久保寛也選手も4月の日体大の記録会から記録を伸ばし5000mは13分台に!
駅伝シーズンに入ると、成長と実績を買われた荻久保寛也選手は出雲駅伝では1区を任されます。
2018年10月8日
出雲駅伝1区(8.0km)の区間順位
1.橋詰大慧(青山学院)23分15秒
2.相澤 晃(東洋大)23分21秒
3.荻久保寛也(城西大)23分28秒
4.川村悠登(中央学院)23分31秒
5.馬場祐輔(拓殖大)23分34秒
6.西川雄一朗(東海大)23分35秒
7.上坂優太(京産大)23分42秒
この大会で優勝した青学の橋詰選手と2位東洋大の相澤選手と競い合った結果、区間3位という素晴らしい成績を残しました。
相澤晃選手のスパートにも素早く反応!終盤に引き離されましたが結果を残しました。
出雲での好走の余韻に浸る間もなく迎えた全日本駅伝で荻久保寛也選手の活躍が再現されます。
2018年11月4日
全日本大学駅伝2区の区間順位
1.荻久保寛也(城西大)32:08
2.阿部弘輝(明治大)32:12
3.浦野雄平(國學院大)32:13
4.關颯人(東海大)32:15
5.片西景(駒澤大)32:21
5.橋詰大慧(青山学院大)32:21
荻久保寛也選手は、1区でチームの西嶋選手が15位と大きく出遅れた状況で総合順位を15位から5位へと10も上げる走りを見せ、チームの初シード獲得に多大な貢献をしました。
区間2位の明治の阿部弘輝選手、3位の國學院の浦野雄平選手を始め、各チームのエース級が揃う2区での区間賞で荻久保寛也選手の名前は一気に広まりました。
2018年11月24日
関東学連記録会
10000m
28:37.66 自己ベスト
今年は5000m、10000mの自己記録を更新。
10000mは1年で64秒も短縮し、11月の記録会では28分37秒台でチームトップとなりました。
1区での起用がほぼ決まり、2度目の箱根路でも全日本と同様に区間賞を狙うはずの荻久保選手、まさかの怪我により出場出来ず。
箱根駅伝2019は荻久保選手を欠いたチームが力を発揮できず、総合20位になってしまいました。
高3の高校総体関東大会で櫛部監督からスカウトされ「箱根を走ってみたい」と駅伝部に入部。
大学の1日の練習量が高校の1週間分に当たるほどで、体がついていかなかった。
10区区間9位だった前回の箱根でも、前年11月の直前合宿で左すねを痛めていたそうです。
大学4年生
5000m
13:53.54
5月に5000mで13分53秒と大学ベストとなるタイムをマーク
2019年
5月24日
相模原ギオンスタジアム
関東インカレ10000m
1位 J・ブヌカ(駿河台大)28:37.15
2位 C・ドゥング(日大)28:38.90
3位 佐藤敏也(法大) 28:41.58
4位 ヴィンセント(国士舘)28:53.48
5位 荻久保寛也(城西大)28:57.12
5人が28分台
5月26日
関東インカレ5000m
1.ブヌカ(駿河台大学)13:45.03
2.ヴィンセント(国士舘大学)13:47.05
3.ギトンガ(国士舘大学)13:55.38
4.佐藤敏也(法政大学)13:59.51
5.相澤晃(東洋大学)14:05.84
6.荻久保寛也(城西大学)14:06.01
関東インカレでは10000mと5000m両種目に出場。10000mで28分57秒で5位、5000mでは14分6秒で6位とダブル入賞を果たしました。
10000mは法政大の佐藤選手に次ぐ日本人2位の走りでした。
城西のエースというだけではなく、他大のエースたちとも互角以上に渡り合える圧巻の走りでした。城西にとって荻久保選手の存在を補填する人材の育成がチームにとっての課題と再認識。
2019年7月
ホクレンディスタンスチャレンジ深川大会
5000m
13:53.84
7月には再度5000mに出場してベストには0.3秒届かずも13分53秒をマークしており好調が持続しています。
2019年9月22日
第38回一関国際ハーフマラソン
1:04.23 自己ベスト
2着
2019年10月26日
箱根駅伝予選会ハーフマラソン
1:03.12 自己ベスト
総合6位( 日本人2位 )
エースの荻久保寛也選手が期待以上の走りをみせるがチームは15位でまさかのシード落ち。
好調を維持したまま迎えた駅伝シーズン、箱根予選では、チームトップ、日本人2番手、全体でも6位という素晴らしい走りでした。
城西大のエースは次世代の日本のエースと呼ばれる日も近いと思わせてくれる走りでした。
しかし、一方でチームは大苦戦、総合15位に沈んでしまい、肝心の箱根出場は叶いませんでした。
全日本大学駅伝では雪辱を果たせたでしょうか。
2019年11月3日
全日本大学駅伝
1区
27:49 区間賞
昨年の2区に続き、2年連続の区間賞獲得!
2019年11月6日
2年連続の区間賞とは荻久保寛也選手は本当に凄い箱根駅伝不出場が残念すぎる
Twitterより
結局、荻久保寛也選手にとっても全日本が最後の3大駅伝になりました。
荻久保選手は1区に起用されると、箱根予選からの疲れを全く感じさせないスピード感で区間賞を獲得しました。
2019年11月23日
八王子ロングディスタンス
10000m
28:31.42
7位
城西大学の記録を9年ぶりに更新。
荻久保選手が八王子LDに出場して10000mの自己ベストを28分31秒まで伸ばしました。
2020年2月16日
早稲田長距離記録会
10000m
28:27.02
日本選手権標準記録まで、わずか7.02秒足らずでしたが、城西大記録を更新しました!
荻久保寛也選手のヤクルト時代
実業団はヤクルトに進むこととなります。駒澤大の中村大聖選手、大東大の奈良凌介選手が同期です。
ヤクルトはキャプテンの小椋選手が丸亀ハーフで日本新記録をマークし、勢いのあるチームです。
そこに前述の埼玉県トリオが新加入しており駅伝大会が楽しみなチームとなりそうです。
さらに、2021年も東洋大の吉川洋次選手、駒澤大の小島海斗選手、中央学院大の高橋翔也選手の3名、箱根駅伝経験者が入部しています。
荻久保寛也選手も大学時代に箱根駅伝のリベンジを消化出来なかった気持ちをバネに、これからも実業団でさらなる活躍を見せてほしいです!!
2020年9月20日
全日本実業団陸上
5000m
13:43.70
2位
11月3日
東日本実業団対抗駅伝
4区
24:05
5位
2021年1月1日
ニューイヤー駅伝2021
3区
38:41
区間15位
2月14日
全日本実業団ハーフマラソン
1:01:28
12位
3月27日
10000m標準記録突破会
28:39.65
6位
個人的に今一番27分台に近い選手だと思っている。大学4年時は箱根予選で個人全体6位もチームは出られず。その後の全日本では1区区間賞。途轍もないポテンシャルを秘めている。3/27Twitter
10000m:28分11秒64
ハーフマラソン:1時間01分28秒
2021年04月12日
日本学連10000m記録会
28:00:82 自己ベスト
まとめ
今回は、「「荻久保寛也【ヤクルト】中学・高校と城西大時代の経歴は?評判も調査!」と題しまして、実業団Yukult陸上競技部の荻久保寛也選手の中学・高校と城西大学時代の経歴やツイッターの評判もについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
駒大の主将だった中村大聖選手がライバルは、荻久保寛也選手としているように、
近にいると荻久保寛也選手の凄さがわかるのかも知れません。
日本選手権がこれから行われるのでその結果も楽しみですね!
まだ20歳という若さの荻久保寛也選手に注目していきたいですね!!
間違いなく、荻久保寛也選手は今後も目が離せないアスリートです!
荻久保寛也選手について何か新しい情報があればこちらで追記していきたいと思います。
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
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