舜の碧い引出し

当時の大学受験小論文勉強の方法

今、思い出しても、小論文の受験勉強は楽しかったです。

英語の受験勉強の合間にやっていたので、余計に息抜きになっていたのかも、しれません。息抜きの科目があることで、受験英語に集中できることもあります。

今回は、受験英語の番外編という事で、小論文の受験勉強について、書いていきたいと思います。

早速ですが、樋口式小論文はご存知ですか。受験小論文で検索すると、必ず上位に表示される方法です。

中学2年の数学で勉強した証明問題が好きだったので、この勉強方法が、ボクには合っていました。証明問題における、合同な図形の性質などの定理を用いて、問題を証明していく、あのやり方です。型を覚えて、それを繰り返すというのは、どんな勉強でもあてはまるのですが、矛盾のない、論理的な解答を導きだすという点で、証明問題は印象に残っています。

小論文に関しては、今でもこの「樋口式小論文」の勉強をしている方も多いと聞いたので、ご紹介致します。

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樋口式小論文で、受験対策!

現在、ネットで樋口式小論文で検索してみると、様々な批判も書かれていましたが、調べてみると、樋口式小論文の型を理解不十分なままで、文章を書いていたり、あるいは書き足りていないのでは、と思うところもありました。

驚いたのは、批判の理由が余りにも受験生がこの樋口式で答案を作成してくるので、採点者の印象がよくないので、この方法は受験生にはオススメしない、と言った理由もありました。

樋口式小論文の型とは、4部構成の書き方です

小論文を書く上で最も大事なコツは「型」を守ることです

引用:樋口裕一 (2010) 『小論文これだけ!超基礎編』東洋経済新報社.

と樋口先生が繰り返し書かれているので、この「型」にかんしては、書籍やWEB上で正確に記載されたものを、覚えるなり、活用して下さい。

以下はボクなりの見解です。

第1部は問題提起!

課題文の主張を整理して、「それは正しい(賛成)のか、正しくない(反対)のか」といった形に変えて問題提起をする。課題が上記のように、なっていないときには、ここで「それは正しいのか、正しくないのか」に転換する。

転換する際に注意することは、課題文の本来の主張内容を曲げては転換しないこと、そのためには、課題文を理解するために要約などの訓練をすることが必要です。

第2部は意見提示!

「それは正しいのか、正しくないのか」どちらの立場を取るかを明確にします。
ここで、必殺のフレーズ、「確かに……。しかし……。」という書き出しにすると書きやすいのです。たとえば、「栄養バランスを考えたら、食事は野菜中心 にするべきか」という問いに対して「するべきだ」という方向で書きたければ、「確かに、お肉や魚を中心とした、タンパク質の摂取も大事だ。なぜなら……。しかし、野菜中心の食事こそが大切だ」というように書きます。ここでのポイントは、「確かに」で反対意見を書き、「しかし」で自分が取った立場の意見を書く事です。
ここでは、反対意見を、複数紹介し、その根拠も書いておきましょう。そして、それに対して自分が反対であることを簡潔に書きましょう。

なぜかというと、両方の立場で考えられている事を示す必要があるからです。

第3部は展開(論拠提示)!

第2部で書いたことを掘り下げて、今度は自分の主張の根拠を書きましょう。最も説得力のある根拠をここで書きます。最低でも2つ。3つの根拠は書きたいところです。ここが小論文における中心部です、ここの書き方によって、小論文の価値が決まります。

あくまでもボクの考えですが、第2部と第3部は繋がっているものであって、別々と考えてしまうとおかしくなりますよ。

第4部は結論!

「したがって」や、「よって」で結びます。
最後に全体を整理し、自分の主張、「それは正しいのか、正しくないのか」余分な主観を書かずにもう一度的確にまとめればいいと思います。

すぐれた小論文を書くためには、現代における社会の基礎知識が必要です。それを得るために、新聞を読んだり、ニュースを見たり、池上彰さんの本を読んだりする事はとても役に立ちます。
しかし、毎日これに取り組むとなると、日々の仕事や受験生にとっては他の勉強もありますから、いくら時間があっても足りません。

100%の準備勉強は小論文の課題に対しては、難しいと思います。

なので、あくまでも心構えとして、ボクが当時教えられたのは、全く書けない分野の課題が与えられた場合は、無理やりにでも自分の得意分野と結びつける、やり方でした。
ボクの場合は、教育問題のコラムをよく読んでいたので、何か分からない課題が与えられたら、「この事は、教育問題においても同様の事が考えられる、〜」というように、書いていました。
予備校の講師の方に「教育問題に置き換えるのは、いささか強引すぎるが〜」と言われましたが、点をもらうことが出来ました。
読み手を意識して、論理が成り立つかどうか、そこが大切だと思います。

 予備校の講師の方から添削を受けること

予備校で講義を受講するのか、どうかは迷いましたが、添削をしていただけるとの事で受講を決めたと思います。

はじめて、添削を受けた時は、びっくりしました、よくあるように、レポート用紙いっぱいに赤ペンを入れて頂きました。よく覚えています。

なので、予備校に限らずどなたか信用の出来る人に、必ず添削をしてもらう事です。ボクは何回も添削を受け、講師の方には過去の課題も調べてもらいました。そして何度も型の通りに、課題に対して小論文を機械的に書いた記憶があります。

まとめ

実際の入試において、ボクが何点を取れていたのかは、分かりませんが、英語の得点は差がつきにくいと言われていたので、合格できたのは、小論文で成功したからではないかと思います。

小論文も大学によって傾向があり、過去にどんな課題が出ているのか調べて、対策を立てることは可能でしょう。大学や学部に合った、出題がされている場合もあります。

ちなみボクの読んでいた本は、樋口裕一氏の書籍でも初期の物で、現在も改訂版を発行されています。

これを読んで小論文に対する取り組み方や考え方を、教えられたのと、大学に受かったことを思うと、樋口裕一先生には、感謝の気持ちがよみがえります。

参考:樋口裕一 (2010) 『小論文これだけ!超基礎編』東洋経済新報社.

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